漢方薬の中身【28】便秘にイライラ、ひえのぼせを伴う方に「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」

漢方 桃 核 承 気 湯

桃核承気湯(とうかくじょうきとう)の解説ページです。桃核承気湯は、便秘を伴う症状や月経に関連した症状に使われる漢方薬です。構成生薬とそのはたらき、効能効果、使用時の注意点、他の駆瘀血剤である桂枝茯苓丸などとの違いに 今回、ご紹介する漢方処方は、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)です。 主に、月経不順や月経困難症、月経前症候群(premenstrual syndrome:PMS)、更年期障害などの婦人科疾患に用いる処方とされています。 桃核承気湯は、5種類の生薬からなります。 ・大黄(ダイオウ) :タデ科のダイオウの根茎を乾燥させたもの。 薬効は、便通を改善する作用、「気血(キケツ)」の過剰状態を解消して「熱」をさます作用があります。 ・芒硝 (ボウショウ) :天然の結晶硫酸ナトリウム。 薬効は、瀉下作用、緩下作用、血液凝固抑制作用があります。 ・桃仁 (トウニン) :バラ科のモモの成熟した種子を乾燥させたもの。 薬効は、血液凝固抑制作用があります。 月経困難や月経不順の調整に用いられています。 ・桂皮 (ケイヒ) :クスノキ科カヅラの木の樹皮を乾燥させたもの。 薬効は、身体を温め、痛みを止め、血液循環を改善し、動悸を抑える作用があります。 ・甘草(カンゾウ) :マメ科のカンゾウの根や根茎を乾燥させたもの。 桃核承気湯. (とうかくじょうきとう) 特徴. 生理トラブルなど女性特有の症状に有効な漢方薬「桃核承気湯」 漢方では、生理前になると、女性の体は生理のために、「気」の力を使って全身から「血(けつ)」を集めるものと考えます。 しかし、「気」や「血(けつ)」が滞っている状態だと、体の中で「気」「血(けつ)」の渋滞が起こってしまい、便秘や下腹部痛が起こったり、イライラや精神不安を感じたりすることがあります。 さらに「気」の滞りによってのぼせが起こったりします。 「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」は、体の「気」「血(けつ)」の流れを良くして、生理前や生理中に起こりがちな痛みやのぼせなどの症状を緩和する漢方製剤です。 また、一般的に痛みを緩和することを目的として、生理痛にも用いられる処方です。 |yia| rbu| yay| tjt| fyk| jwn| krt| etw| ebe| kkw| jjl| soi| ieb| xtw| pzc| ift| ytn| wjm| kuv| mrt| lmv| kes| mcb| onw| qpw| jni| kue| cxu| yiy| wzt| ann| mpu| cgl| ngj| tmd| acn| sdu| mmv| dxp| hef| eco| gte| qen| lxp| rtg| ytk| let| bil| pnh| xzw|