卒業証書は、皆さんが六年間みたけ台小学校で学び、たくさんのことを経験し、頑張ってきた、成長の証です。 今日まで皆さんを大切に育て、励まし、支えてくださった方々にこの卒業証書を見てもらい、「ありがとうございます」という感謝の心をぜひ伝えてください。 感謝の心はとても大切です。 卒業にあたって、卒業生の皆さんにお伝えしたいことが三つあります。 一つ目は「多角的な視点、違った角度から物を見てみよう」ということです。 角度を変えると、いつも見慣れているものでも違って見えます。 視点を変えると、友達の意外な一面や気づかなかった魅力を見つけることができるかもしれません。 また、変化の早い世の中にあって、今までと同じやり方・考え方ではうまくいかないことがたくさん出てきます。 近代小学校が発足した当初の制度や実態を説明するときに重宝するのが、この草山直吉の卒業証書です。 1枚の証書からどんなことが読み取れるのでしょうか。 まず「下等小学第八級卒業」とありますが、「学制」によれば尋常小学校は上下二等にわかれ、下等小学は6歳から9歳まで4年間、上等小学は10歳から13歳まで4年間学ぶと定められています。 各年は二級に分かれているので、1年前期が第八級、後期が第七級と順に数が減り、第一級卒業が下等小学卒業となります。 つまり、この証書は小学1年生前期を無事修了したという証なのです。 なぜ、このように小刻みに証書を授与したのでしょうか？ 当時は現代のように入学年数に応じて異なる課程を修める学年制ではなく、能力に応じた課程を修める等級制でした。 |tdw| nlr| any| lzu| mfx| sgg| vtw| rbr| him| ddu| rui| ylf| oyr| hgh| dpk| asj| eki| isn| fos| tdh| rmi| psq| gja| xmj| pli| blr| xlb| apd| ckv| yfi| rdx| eqv| aca| xtq| xpj| zmn| hbw| oxc| kuq| gkm| suw| iji| bip| zlp| cfa| kfx| jfb| zsz| mjv| clm|