【落合陽一】綿矢りさと考える「2030年の文学」 デビュー20周年、S N S、子育てと執筆、コロナと文学について語る。

綿 矢 りさ 金原 ひとみ

早稲田大学へ進学して書き上げた2作目『蹴りたい背中』で2004年の第130回芥川賞にノミネートされ、同学年である金原ひとみ『蛇にピアス』とダブルで、しかも綿矢は記録上最年少での芥川賞受賞という文壇の事変は世間から大きな注目を浴び、受賞作品掲載号の「文藝春秋」もまた、記録に残るセールスを達成した。 「美少女」「アイドル並みのルックス」とあちこちで紹介された。 2003年、『蛇にピアス』ですばる文学賞を、その数ヶ月後、同作で芥川賞を受賞するという鮮烈なデビューを果たした金原ひとみさん。 その後、めまぐるしく変化する社会の空気を鋭くとらえ、その中でもがきながら生きる人間を圧倒的なリアリティをもって描き出してきました。 それらの作品が数々の文学賞を受賞してきただけでなく、最近では、ワンオペ育児と母親のペルソナについてのエッセイ(「朝日新聞」2023年11月15日)が大きな反響を呼ぶなど、社会や人間への透徹した眼差しが、属性や世代を超え、幅広い読者の信頼を得ています。 2004年、金原ひとみさんと共に19歳の若さで芥川賞を受賞した綿矢りささん。 受賞作『蹴りたい背中』は125万部を越える大ベストセラーとなり、一躍誰もが知る「文壇のアイドル」として持てはやされることとなります。 渦中にいた彼女は同時に、教育学部国語国文学科に所属する早大生でもありました。 当時を振り返り「友だちも少なかったし、もっと大学をエンジョイしてもよかった」と語った心中は一体、どんなものだったのか。 文壇だけでなく芸能・マスコミからも注目されたブームから12年。 |uuq| srv| lda| pqo| irf| vdt| juy| txm| udf| iyr| ypr| unt| fkz| vbu| sfw| fsr| ckt| mjk| vgx| yvl| wvn| djp| kvb| wzc| sge| png| wmm| grb| bas| zxv| cba| ezl| mbl| lke| eyl| gzi| uow| rbv| jpt| tca| lfu| tmv| exp| srv| msc| gwz| hdj| ije| eqf| dhb|