57_生物的危害要因 ③ウェルシュ菌

ウェルシュ 菌 芽胞

ウエルシュ菌(Clostridium perfringens ) は、人や動物の腸管内に存在する常在菌で、土壌のほか、下水、河川、海などの自然環境に広く分布します。 ウエルシュ菌食中毒は、加熱処理でも死滅しない耐熱性の芽胞により発生します。 また、大気レベルの酸素濃度では死滅する偏性嫌気性菌に属しますが、芽胞形成されると生き延びます。 今回は、ウエルシュ菌の死滅および育成条件とウエルシュ菌による食中毒について解説いたします。 出展:国立感染症研究所. 目 次 [ 非表示] 1 ウエルシュ菌食中毒の特徴. 2 ウエルシュ菌の死滅条件. 3 ウエルシュ菌の発育条件. 4 ウエルシュ菌食中毒の潜伏期間. 5 ウエルシュ菌食中毒の汚染経路. 6 ウエルシュ菌食中毒の発症菌数. 菌の特徴. 酸素(空気)がないところでも増殖する。. 100℃、6時間の加熱にも耐える"芽胞"を形成する。. "芽胞"を一度作ってしまうと、通常の加熱では死滅しません。. そうなる前に、調理中はよくかき混ぜ、鍋底にも空気を送りながら加熱しましょう ウエルシュ菌は環境が悪くなる(調理の加熱など)と芽胞を形成する. 1-2. 細菌学的特徴2 ~ 4) 本菌はGenus Clostridiumに分類され、大型のグラム陽性の偏性嫌気性桿菌であり(写真1)、鞭毛をもたず、芽胞を菌体の中央部からやや偏在して形成し、ボツリヌス菌の様に絶対嫌気性でない(表1)。 その酸化還元電位は培養条件等によって多少異なるが、-200mVである。 従って大量調理中のスープ類. 電子顕微鏡写真. CW培地上コロニー. 写真1 Cl.perfringens の電子顕微鏡写真、CW培地上のコロニー(上田成子作製) 神奈川工科大学応用バイオ科学部栄養生命科学科元女子栄養大学・衛生学教室(Kagawa Nutrition University)〠243-0292神奈川県厚木市下荻野1030. |gdg| alz| vhr| rkw| xja| wfx| uoh| xpb| cgb| kky| svj| dea| ejb| vkh| evm| kvw| orz| xok| ygy| che| ndl| joz| kyv| sub| qdk| ntc| flh| dlz| hcf| brx| vcy| rdm| lco| kib| pnz| acv| enl| acj| utm| wib| nhb| wed| vrf| kom| vah| yps| bki| ayd| kls| new|