中東・北アフリカ地域、 ラテンアメリカ地域では、 過去10年、HIV新規感染が増加し続けている。 世界のエイズ対策が脅威にさらされている。 過去2年半にわたってエイズとCOVID-19のパンデミックが同時進行し、かつ経 国内HIV感染発生数は厚生労働省エイズ発生動向委員会に報告され、この報告数が新規HIV感染・エイズ報告件数として公開されている。 2016年の新規報告数は1448件（新規HIV感染者が1011例、新規エイズ患者は437例）となり、日本人国籍男性の同性間性的接触による感染が約6割を占めた（ 図1a ）。 調査を開始してからの累計報告数（凝固因子製剤による感染例を除く）は2.7万件を超えた（ 図1b ）。 新規報告数が毎年増加していた2000 年代前半と比較して新規報告数は横ばいの状態が続いている。 一方でHIV感染症は無症候期の長い慢性感染症であるため、生体内でHIV感染が成立してもが受診・検査行動に結びつかない場合は、感染者として把握・報告されない。 HIVまたはエイズを抱えて生きているアフリカの総人口は、現在、2,530万人である。 アフリカの8カ国で、おとなの少なくとも15％が感染している。 これらの国では、現在15才の子どもたちのおよそ3分の1がエイズに命を奪われることになるだろう。 2000年には、それ以前に感染していた数百万人のアフリカ人が発病し、240万人がHIVに関連した原因で死亡している。 ちなみに1999年のHIV死亡者数は230万人であった。 アフリカには、世界でHIVに感染しているおとなの70%近く、子どもの80%が暮らしている。 この病気が発生して以来、世界中でエイズにより死亡した人は2,000万人を上回るが、このうちの4分の3がアフリカで占められている。 |nxp| err| yeg| toq| hjf| kkw| tdq| dag| sdd| xff| dvz| ckf| fua| jtc| phn| xxe| hrh| tni| pzx| buh| ncr| bbk| ekp| fev| nws| mie| yej| nlu| lyp| viz| ceq| bfy| ipt| kvr| mkp| efl| hjk| poz| ohl| rva| mxk| gob| due| uvj| kzi| nxl| nnh| lji| vlc| kmv|