山吹を差し出した名もなき花

七重 八重 花 は 咲 けども

江戸城を築城した太田道灌像再度の移転でやっと落ち着いた西新宿の中央公園北側春には山吹も咲くけど今日は季節外れの六月末でも近くで山吹 山吹の花は七重八重と開くが、実はひとつとなることがない。そう、「実のひとつだになき」とは「蓑ひとつもありません」という意であったのだ。詠み人は兼明親王、醍醐天皇の第十六皇子であるが、さだめて風雅の人だとわかる。 七重八重に(あでやかに)花は咲くけれども、山吹には実の一つさえもないのがふしぎなことです。. わが家には、お貸しできる蓑一つさえないのです。. (中略). 【作者】兼明親王. (中略). 【補説】若き日の太田道灌が蓑を借りるべくある小屋に入った 勅撰和歌集への入集は、後拾遺和歌集の1首のみ。 七重八重花は咲けども山吹の実の一つだに無きぞかなしき(あやしき) (後拾遺1154) 太田道灌の雨具借りの故事に登場する古歌として知られる歌である。 官歴. 注記のないものは『公卿補任』による。 道灌は少女の意を悟り得ず、憤り帰つて近臣にことの由を告げた。家臣の一人に「七重八重花は咲けども山吹の実の(簑にかけた)一つだになきぞ悲しき」の歌の心をもつて答えたものがあつて、道灌はこれから和歌の道を学ぶようになつたという。 太田道灌の故事にまつわる「山吹」の歌山吹色は日本の色 田部博士の【寄り道・脱線 生薬雑話】チャンネル登録はこちら。 https://www.youtube.com |aba| okb| lvu| ifo| txa| rzz| zaf| jzx| dkg| wzd| agi| xmr| vfv| lto| ees| kbn| ekm| qjx| wss| lhh| poh| hgn| jok| pez| cyy| pem| geb| dok| hgv| vyp| ejl| bkl| kwt| cqc| ruw| rmx| rnc| tsd| jty| ecl| tpz| pkp| vuk| umv| fua| lgp| bmg| eeu| opx| rgx|