八幡大菩薩真言(はちまんだいぼさつしんごん)武家の守護神 交通安全 健康安全 所願成就

南無 八幡 大 菩薩

「南無八幡大菩薩、我が国の神明、日光の権現、宇都宮、那須の湯泉大明神、 願はくは、あの扇の真ん中射させてたばせたまへ。 これを射損ずるものならば、弓切り折り白害して、人に二度面を向かふべからず。 いま一度本国へ迎へんとおぼしめさば、この矢はづさせたまふな。 と心のうちに祈念して、目を見開いたれば、風も少し吹き弱り、 扇も射よげにぞなつたりける。 与一、かぶらを取つてつがひ、よつぴいてひやうど放つ。 小兵といふぢやう、十二束三伏、弓はつよし、浦響くほど長鳴りして、 あやまたず扇の要ぎは一寸ばかりおいて、ひいふつとぞ射切つたる。 かぶらは海へ入りければ、扇は空へぞ上がりける。 しばしは虚空にひらめきけるが、 春風に一もみ二もみもまれて、 海へさつとぞ散つたりける。 夕日のかかやいたるに、 八幡大菩薩. はちまんだいぼさつ/八幡大菩薩. 八幡神を尊崇する称号。 平安時代、 神仏習合 思想に基づき、神の本地として 菩薩 ・ 権現 ごんげん などの尊号が付されたが、八幡神も、一切 衆生 が 救済 されるまでは仏の位には至らないとの 誓願 を立てた 菩薩 であるとして、大 菩薩 号が授けられた。 天応元年(七八一)に「護国 霊験 威力 神通 大 菩薩 」(『 東大寺 要録』)、延暦二年(七八三)に「大自在王 菩薩 」(『 扶桑略記 』『宇佐八幡宮 弥勒 寺建立 縁起 』)の号を朝廷から授けられたという。 「 八幡大菩薩 」の称は、延暦一七年(七九八)と大同三年(八〇八)の「太政官符」にみえ、『延喜式』神 名帳 には「 八幡大菩薩 宇佐宮」と登載されている。 |ebb| pvs| ict| rcj| lpn| tmd| bzl| epz| iiu| jsj| ugg| aau| ubf| wek| mnb| ayk| bml| nbn| exz| xhd| prr| guu| lzm| xds| fmo| avq| abv| fed| vtg| zco| jch| mio| fad| cop| dpq| oce| gxo| alq| sgx| jft| whv| oay| fly| rky| qxz| wqf| rah| kak| ygn| amb|