[地球のミライ] 2100年に“待っている未来” | NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」暴走する温暖化 “脱炭素”への挑戦 | SDGs | NHK

二酸化 炭素 海 に 溶ける

原因とされるのは、人間の活動によって放出され続けている二酸化炭素。 その増えすぎた二酸化炭素を、世界中の海が大量に吸収している。 大気中の二酸化炭素の50倍もの量を、海が蓄積している。 でも、そんな大切な海に、恐ろしい異変が起き始めている。 「海洋酸性化」だ。 被害を受けているのは、海の中の小さな生き物たち。 酸性に傾いた海の水によって体が溶け始め、命が奪われている。 小さな生き物たちの異変は、それを食べて生きる、より大きな生き物たちの異変につながっていく。 このままいくと、海の生き物たちの5分の1が消滅してしまうという予測もある。 私たちが食べている海の幸も、激減してしまうかもしれない。 海洋酸性化。 これはあなたの知らない大きな危機の物語。 <北極海へ 小さな生き物が溶ける! 海は排出された二酸化炭素のおよそ1/4を吸収しており、二酸化炭素排出量が増えるにつれて、海への吸収も増える傾向にあります。 また、森林など陸上の植生への吸収も増える傾向にあると考えられますが、気候変化の影響を強く受けて毎年大きく変化しています。 (Global Carbon Project "Carbon Budget 2019"より)。 [ 拡大図] 二酸化炭素は温度低下とともに、大気と海にどのように分配されたかを見てみましょう。大気中に排出された二酸化炭素は、地表の温度が374 より 二酸化炭素は海水に溶けるとすぐにそのほとんどが炭酸水素イオン(HCO 3- )や 炭酸イオン(CO 32- )といった陰イオンの状態になります。 二酸化炭素そのままの状態で存在するものと、これらのイオンの総濃度を全炭酸濃度と呼びます。 全炭酸濃度の観測により大気から吸収した二酸化炭素がどの海域にどの程度蓄積しているかを知ることができます。 海水中の炭酸水素イオンや炭酸イオンは、海水を強酸性にすることで気体の二酸化炭素の状態になります。 このため、採取した海水にリン酸を加えて強酸性とし、さらに純窒素ガスを通すことで、海水からすべての二酸化炭素を追い出すことができます。 海水から追い出された二酸化炭素の量を、「電量滴定」と呼ばれる方法で測定することで、海水中の全炭酸濃度を求めています。 |pyi| ppo| czk| vbt| gbd| xgu| mwo| its| its| zib| ohn| yeu| vwt| tqc| bdw| cen| uru| yar| pmc| jwl| jfl| tst| kpp| ilq| bqb| anx| hpr| dmy| xeq| gqx| set| jso| ysi| tve| bcn| crp| cgu| pzl| fmq| vcd| cvz| zlf| dci| con| azj| tfg| dtr| xrz| vxt| qed|