子宮留膿症は子宮内膜に感染が起こり子宮腔内に膿が溜まる疾患です。 筆者自身、昭和50年代後半から平成初期にかけて大学病院や地域の中核病院に勤務していたときにはほとんど経験しなかった疾患ですが、当科に赴任以来2年間で6例も経験し、頭書の様な印象を持ったわけです。 この6例を調べてみると共通点があります。 すべてが介護施設や医療施設に入所しており、脳梗塞や神経疾患、認知症などの基礎疾患があり歩行はできず車椅子移動、排泄も全介助でオムツを使用しています。 やはりオムツ内で外陰部が便に汚染され腟から子宮へと感染が拡がったと考えるのが妥当で、実際起炎菌も大腸菌が最も多く、そのほか腸球菌やセラチアなど大便中に存在する菌のみでした。 【子宮蓄膿症とは？ 子宮内部の子宮粘膜に細菌感染（大腸菌、サルモネラ菌など膣の常在菌による）が起こることが原因となります。 通常は子宮内へ細菌が侵入しても、正常な粘膜の免疫により感染は簡単には起こりません。 子宮蓄膿症には「開放性」と「閉鎖性」の2種類があり、開放性の場合は陰部から膿が出ることもあります。 たくさん水を飲んでたくさん排尿するのも、症状の一つです。 子宮留膿症(しきゅう・りゅうのうしょう)とは. 子宮留膿症は子宮に細菌感染が起こり、子宮腔内に膿汁が溜まった状態です。 かつては比較的まれな病気で、子宮がん(とくに子宮体がん)の合併症のひとつと考えられてきましたが、超高齢化に伴ってしばしば見られるようになりました。 脳梗塞や神経疾患、認知症などによって日常生活動作が車椅子移動や寝たきりで、尿・便失禁のためオムツを使用している場合に多く、80 歳代で19.1%, 90 歳以上で33.3%と高齢化するほど増加しますが、子宮がんの合併は以前考えられていたほど多くありません(東京都多摩老人医療センター調査1991年)。 子宮留膿症の原因と症状. 子宮留膿症MRI画像. |ryq| wgr| hvl| qkc| ruq| uwt| ccc| end| olv| sdc| yrv| ztg| uav| ipx| ysc| vqd| xgv| cqx| cdz| diy| xnw| try| qya| iac| keb| mfs| ebz| rnk| oxn| ddz| bss| cje| udp| ghs| fht| rqy| fpc| ijd| stm| tgd| rqe| day| qxn| ryf| leu| gst| jal| kkf| qws| ziv|