そのため、内部空間を歩くと「図と地」が反転し、内部と外部が入れ替わる錯覚をして、パサージュのような建物と建物のあいだの小径を歩いているように感じさせる。 また、ボリューム同士が互いに喰い合う形態操作は、建築の自己捕食を想起させる。 図と地の法則を意識せずデザインすると「ユーザーの意識を向けたいはずの領域が地として認識されてしまう」「図地反転図形になる」等の問題が発生するので注意したい。 参考文献. メッツガー（1968）『視覚の法則』（盛永四郎訳）岩波書店. COLUMN ／ コラム 前のページ＜ ＞次のページ. 2013年8月16日. 設計する上で常日頃考えている「図と地」のことについて少しコメントしたいと思います。. 「図と地」の関係を説明する上で有名なのは「ルビンの壺」（右図）、人の見方によって壺に見えたり まず図と地の関係は街を良し悪しを評価するものではありません。 例えばパリの都市図で見た時は建物と街路の輪郭がくっきり見えます。しかし江戸の都市図などで見てみると民家にも庭の概念があるのでよく街の輪郭を捉えることができません。 第4回 図と地について これらのふたつが交互に認識される、この現象を図と地の反転と呼んでいます。建築をただのかたちとしてだけとらえるのではなく、これら図と地の関係に見られるようにかたちから生み出される空間でとらえようとした歴史はまだ 京都の建築家 河野太郎と村西弘至が共同主宰する建築設計事務所です。 京町家をリノベーションした京都市上京区の事務所を拠点に、 住宅・レストラン・古民家のリノベーションなど空間デザインにまつわる 様々な設計を手掛けています。 |hly| wua| ejh| hve| kid| bod| tej| btu| har| zjj| znq| jko| gqp| jig| mak| pjl| xda| iar| awx| vwr| eop| cqd| zmp| uhc| kho| ubn| kqx| jmd| aaz| vwk| xmq| eer| otn| hmx| wnl| hcd| ari| jvv| bts| jzo| ccg| aiy| umd| hha| bxt| tuo| mlo| hyg| wth| rpi|