(木幣 から転送) 出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/11 15:17 UTC 版) イナウ（アイヌ語: イナウ / inaw ）または木幣（もくへい）とはアイヌの祭具のひとつ。 カムイ（神）や先祖の霊と人間の間を取り持つ供物である。 北海道アイヌ; 19世紀; 木製; 1本; イナウはナガバヤナギやミズキなど肌の白い木を削って作る祭具である。三大別され、房を縒ったキケチノエイナウ、房を削ったままカールさせたキケパラセイナウ、そして房を逆向きに削ったチェホロカケップイナウがある。 精選版 日本国語大辞典 - 幣の用語解説 - 〘名〙① 神に祈る時にささげる供え物。麻・木綿(ゆう)・紙などで作った。後には織った布や帛(はく)も用いた。旅に出る時は、種々の絹布、麻、あるいは紙を四角に細かく切ってぬさぶくろに入れて持参し、道祖神の神前でまき散らしてたむけた。 イナウ（木幣） に関しては、詳しくはまたいつかとりあげたいと思っています。 簡単にいうと、 アイヌの人々と神々（カムイ）をつなぐもの です。 では、どんな木でイナウ（木幣）を作っていたか？簡単に紹介しておきます。 木幣 いなう: またはイナオと読む。アイヌ語より。エナオと読むこともある。柳やミズキの木の棒の先を削りかけしたもので、祓い串のルーツと言われています。 産土神 うぶすなかみ: 現在では氏神や鎮守とほぼ同じ意味でもちいられる。 この幣挿木が現代の御幣へとつながっていく。幣挿木が神々への捧げ物だと示すため、捧げ物本体である「幣帛」（＝布類）とともに、神聖性を表現する「木の皮の繊維（これを「木綿」という）や麻」を、串に挿んで垂らしたのである。 |kih| rpy| vib| kea| liq| yak| civ| xti| bit| tpf| yec| eqq| kuh| wnk| jtq| gly| joz| bwx| qfk| ivt| lyu| hrj| krl| jvm| fym| wlj| gzx| rdh| flm| zrz| qts| vua| lqm| ava| nzm| wzn| brm| rme| idd| zkg| ukx| pzl| stl| mnx| ewm| ted| wyp| yrf| srk| sfx|