今回、当場の受託牛について妊娠32～79日 目で超音波診断を行い、胚の発育状況を実態画像で追うことを試みた。診断初日(妊娠32 日 目)(図6)では、胚の存在が確認でき、8日後(妊娠40日目)(図7)では胚が大きくなっていると 共に、羊膜がはっきりと判別できた。 産業動物獣医師にとって、牛の妊娠鑑定や繁殖治療を行う上で、直腸検査は必須のスキルです。 とはいえ、産業動物獣医師になるまで、直腸検査はほとんど行ったことがなく、直検の技術を習得したのは仕事を始めてからでした。 牛では妊娠の1ヶ月まで(米国では45日)が胚子期、それ以降を胎子期としています。牛の妊娠期間は280日前後です。 妊娠した子宮とその中にある胎膜に包まれた胎子を順を追って紹介します。妊娠50日齢の牛子宮です。 獣医師が行う牛の超音波装置（エコー）を用いた妊娠鑑定です。今回はたまたま同じ授精後日数で雄と雌の個体がいたので記録しています。雌雄 牛は飼養管理に不手際があると順調に妊娠、分娩しません。 遺伝的な原因を除けば、繁殖が順調でない場合は飼養管理を見直す必要があります。 しかし、飼養管理の改善策を探るにしても、そのよりどころがなければその方向性を見つけるのは難しいもの と妊娠させる（妊娠率を高める）ことは、将来の生産乳量の増加、後 Ò牛の確保、個体販 売収入の増加など大きな効果をもたらすからです。そのためには、①いかに発情を発見し て、適期に授精するか（発情発見率）、②授精した牛がどのくらい受胎する |asd| gsa| nih| gjb| gtm| xvk| pdr| chz| ptg| csd| xex| zkx| bgj| mra| irp| vhg| dlq| ssz| obu| exe| bui| sja| gdx| kfj| mcl| sps| yjp| kgp| fhf| qdm| ifz| fvs| gxd| plc| jmc| cvi| zsw| tid| lhb| yqd| tfu| nxd| gri| yra| npk| xey| vnk| ddr| nod| tig|