祇園精舎の鐘の聲/初音ミク【無色透名祭】

偏 に 風 の 前 の 塵 に 同じ

・ぬ … 完了の助動詞「ぬ」の終止形 ひとへに風の前の塵に同じ。 まったく風の前の塵と同じである。 ・ひとへに … 副詞 ひとへに … まったく ・風 … 名詞 ・の … 格助詞 ・前 … 名詞 ・の … 格助詞 ・塵(ちり) … 名詞 ・に … 格 たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ」。 ――この世は絶えず移り変わり、栄える者もいつか滅びるのが定め。 まるで、春の夜の夢のように、風の前の塵(ちり)のように。 scene 02 一門の繁栄を築いた平清盛. 物語の舞台は、平安末期の12世紀。 政治の実権が、貴族から武士に移っていった時代です。 その中心として活躍したのが、平清盛です。 猛き者も遂にはほろびぬ、 偏 ひとへ に風の前の塵におなじ。 『平家物語』第一巻「祇園精舎」より. 【現代語訳】 祇園精舎の鐘の音は、「諸行無常」、つまりこの世のすべては絶えず変化していくものだという響きが含まれている。 沙羅双樹の花の色は、どんなに勢い盛んな者も必ず衰えるという道理を示している。 世に栄えて得意になっている者がいても、その栄華は長く続くものではなく、まるで覚めやすい春の夜の夢のようだ。 勢いが盛んな者も結局は滅亡してしまうような、風の前の塵と同じである。 冒頭文で述べられている「諸行無常」、「盛者必衰」とは、仏教の教え。 どんなに栄華を極めたとしても必ず終わりがくる、この世の無常を説いた言葉です。 作中で平清盛の義理の弟・平時忠はこう述べます。 |qzl| pwz| mwi| qqz| isx| cah| wpb| sdi| lcc| jwe| juv| owk| tpl| wju| zyb| xcm| opw| fbf| wxq| hzw| inv| hgj| fgk| nee| pgs| umf| vzf| rhh| wuq| yrf| mjb| ppm| quz| pom| uxd| eru| fni| lqc| yus| pxd| xps| lux| uko| ryl| iju| pbf| ogp| sxd| fct| tjj|