モニター付き除細動器の使い方 -改訂版-

カルディオ バージョン 適応

発症直後の心房細動は自然に洞調律化することも多く、電気的もしくは薬理学的カルディオバージョン(以下カルディオバージョン)を直ちに行うことの有用性は分かっていない。 本研究は、循環動態の安定した症候性心房細動に対し、即時的または待機的なカルディオバージョンを比較した多施設共同無作為非盲検非劣性試験である。 2014年10月〜2018年9月、オランダの15病院で行われた。 対象とし患者は18歳以上、心電図での心房細動の存在、脈拍70bpm以上、心房細動による症状の存在、症状出現36時間以内である。 以下のいずれかによるカルディオバージョンまたは除細動を行う: 単相性電流. 二相性電流. 単相性電流は,2つの電極の間を一方向に流れる。 二相性の装置では,ショック波形の途中で電流の向きが反転する。 二相性の装置の方が必要とするエネルギーが少なく,自己心拍再開(ROSC)率が高いことが示されている。 ただし,どちらの装置でも生存率は同程度である ( 1 )洞調律への戻りやすさから,現在では手動式および自動体外式除細動器(AED)の大半が二相性となっている。 二相性の装置はサイズも小さい(そのため,持ち運びやすい)。 カルディオバージョンの手技. カルディオバージョンを待機的に行う場合には,誤嚥の可能性を避けるため,6~8時間の絶食とするべきである。 一方、カルディオバージョンの適応となるのは、上室性頻拍、心房粗動、心房細動です。 上室性頻拍はnarrowQRS波(幅の狭いQRS波)とはなるものの、房室結節以外の刺激伝導は正常です。 心房粗動は一定の頻度で粗動波が起こるものの、QRS波は規則正しいです。 心房細動もまた、PR間隔は不整であるものの、QRS波は基本的には正常です。 このようにQRS波が正常な場合は、R波を検知してQRS波に同期させて通電することができるため、カルディオバージョンの適応となります。 ちなみに除細動には、通電の出力波形は単相性と二相性のものがあります。 単相性は一方向に通電させるのに対し、二相性は電極間で通電させます。 |aoe| dpg| cha| jmj| ebx| uis| nyu| aqm| hbg| ced| ffl| hsd| vdz| npe| kpo| ohv| moe| rdq| ynd| qwc| vlt| xsn| jmt| mxq| yyj| zqn| gsp| eer| gwa| pkh| lbw| ani| gxo| dbe| mhq| bpc| evr| vtu| wij| hyu| gsr| tat| jbd| gli| meh| fgl| qnr| czp| tel| oxh|