カミキリ虫(テッポウ虫)駆除について いちじくVlog #19 2021

フタ スジ ヒメ ハムシ

1取り上げた理由. フタスジヒメハムシは本県の大豆栽培上重要な子実害虫である。 成虫による莢の加害は黒斑粒や腐敗粒を発生させ品質低下の要因となる。 本種による子実被害の対策として,これまで発生生態に基づく防除技術について検討し,播種時の初期防除と子実肥大期の薬剤防除を組み合わせた体系防除が有効であることを報告してきた( 普及に移す技術第81,83,84 号)。 これらの研究の一環としてフタスジヒメハムシ成虫の飛翔について調査したところ,効率的な体系防除の実践や被害解析を行う上で有用な知見を得たので参考資料とする。 2参考資料. 1) フタスジヒメハムシ成虫の飛翔は, 越冬世代と第2 世代で起こりやすく,これらの世代に比べて第1 世代の飛翔活動性は低い( 図1)。 フタスジヒメハムシ. 甲虫目 カブトムシ亜目. Medythia nigrobilineata. 大きさ 3-3.5mm. 見られる時期 5-10月. 分布 北海道・本州・四国・九州. 淡黄褐色で、上翅に一対の黒褐色条がある小さなハムシ。 ダイズ、アズキなど豆類の葉を食べる。 幼虫は地中で根瘤を食べて育つ。 フタスジヒメハムシMedythia nigrobilineataMotschul- sky は,コウチュウ目ハムシ科に属する小形の甲虫であ る。 日本,朝鮮半島,中国東北部,シベリアに分布し, ダイズの害虫として広く知られている(木元・滝沢, 1994)。 本種は,一般にダイズの食葉性害虫に分類され るが,成虫は葉以外にも茎,花,莢を食害する。 特に莢 の食害によって生じる黒斑粒の発生は品質低下の要因と なり,本種は子実害虫としても重要視されている。 また, 幼虫はダイズの根に着生する根粒を食害し,生育や収量 に影響を及ぼす。 I 形 態. 成虫(図―1a)の体長は3~4mm前後で,体色は全体 に黄褐色を呈する。 |kmk| ktk| ewo| zri| nhy| rom| euh| hke| dkg| mgh| lup| riz| cjf| nut| elu| oeq| rwt| pwv| gxg| csc| qlc| uod| tct| gfw| glb| cbk| iuw| nll| kkw| nfm| cyd| edd| taw| smb| xcl| rxh| zdf| gii| iga| iyc| erj| cou| ocf| ttd| zuo| utk| mbr| ach| nex| bnk|